ひとくちコラム
日本食に合うワインはありますか?日本食が多い私たちが、その食生活の中でワインを取り入れようとするときに悩む課題ですね。魚には白というだけでも大いに役に立ちますが、もっと簡単に見つける方法をアドバイスすると、それは色です。その食事がどんな色なのか?ということをイメージしてください。例えば、カレーライスが出たとします。それを色で表したらどんな色になるかイメージします。カレー=暖かい、濃い。この場合、私ならCabernet SauvignonやShirazなど、赤の重いワインをお勧めします。まずは、試してみてください。教科書のような見つけ方ではないですけれど、飛びぬけた失敗は無いと思います、経験上。
ワインリストを見てもどれを選んでいいか分からないんですけどレストランへ行ってワインリストを見て、戸惑うことありますよね。知ってるのが全然無い!なんて。答えはひとつ。「料理に合うワインはどれですか?」と、聞いてしまう。これで決まり。こいつワイン知らないや、なんて思われるかなんて心配は要りません。そんな性格の悪いお店は早々ありませんし、それ以前にそのお店が選んで置いているワインは、それをレストランの人が選んだにせよ、仕入れの酒屋さんが入れたにせよ、そんなに外れるわけは無いのです。プロの仕事を信じましょう。私も何度も行くレストランでも、先に料理を決めてから、「どんなのがいいと思いますか?」と聞いています。そのほうが、未知なるワインと出会えるでしょ。
ワインテイスティングって難しそうレストランでのワインテイスティングは上手くできるとかっこいいけど、どこかぎこちないとワイン知らないと思われるかも、との心配。ワインテイスティングは、型ではないので、ワインの本にあるようなこといわれても、空気を通すときの口の形とか、ワインの持ち方が気になって味なんてわかんなくなるですよ。ワインテイスティングはどうするかって、味見ですからね、型を見せるわけじゃないですよ。変なワインだったら、口に入れれば分かりますって。それでも、だめになってるワインがどんな香りがするか知りたいですか?簡単、安い赤ワイン買ってきて、中身を3分の2捨てます(飲んでもいいですよ)。そのあと、一度コルクもどして、2週間部屋の中に置いてみてください。そのあと、コルクを抜いて匂いをかいでみたら?そう、それが酸化したワインの香り。
こんなこと聞きたい、こんな話をよそで聞いた、なんてことがありましたら、メールください。わかる範囲でお答えします。難しいことは、ワインショップかソムリエに聞いてください。